外壁塗装のコーキングがひび割れ?原因について解説します!
2023/07/01
現在、一戸建ての外壁に多く使用されているのがサイディングボードです。
外壁に貼り合わせていくパネル型の外壁ですが、その間にはコーキングと呼ばれる柔らかい材料が施工されています。
実はこのコーキングが割れてしまうと、住まいに悪い影響があります。
本記事ではコーキングがひび割れる原因とすぐに補修するべき理由を解説します。
□塗装のコーキングがひび割れる原因とは?
塗装のコーキングがひび割れる原因は主に「サイディングボードの伸縮」「建物の揺れや動き」「使用する塗料の塗膜硬度」の3つです。
それぞれの原因についてみていきましょう。
*サイディングボードの伸縮
サイディングボードは温度や湿度の変化によって伸び縮みを繰り返しています。
それをコーキングの伸縮性によって吸収しているのですが、毎日これが繰り返され、コーキングの塗膜が徐々に割れていってしまうのです。
*建物の揺れや動き
地震や風などの影響によって、住まいは揺れ動いています。
先ほどのサイディングボードの伸縮のようなゆっくりとした変動とプラスして、このような瞬間的な変動も加わります。
*使用する塗料の塗膜硬度
当然ですが、使用する塗料によって塗膜の硬度は異なります。
硬度が高いほど耐候性が高かったり、汚れにくかったりすることが多いのですが、コーキングのような柔らかい部分では硬い塗膜がシーリングの動きについていけません。
その結果、より割れやすくなってしまうのです。
□ひび割れが起こったらすぐに補修しましょう!
ひび割れを見つけたら、すぐに補修するべきです。
コーキングのひび割れを放置していると、雨漏りが発生するからです。
外壁の隙間から、雨水は侵入してきます。
最初は少しでも、それが積み重なると建物内部が次第に腐食していきます。
腐食が進むと、カビやシロアリの繁殖も促してしまいます。
カビやシロアリ、雨漏りなどによって家の重要部分が腐食してしまえば、住まいの耐久性は維持できません。
早々に寿命を迎え、立て直しが強いられる可能性もありますので、ひび割れを見つけたらすぐに補修を依頼してくださいね。
□まとめ
コーキングがひび割れる原因と補修するべき理由を解説しました。
ひび割れは主に「サイディングボードの伸縮」「建物の揺れや動き」「使用する塗料の塗膜硬度」の3つです。
ひび割れを放置しているとカビやシロアリ、雨漏りが発生するリスクが高まりますので、見つけたらすぐに補修するようにしてくださいね。