屋根のサビ止め塗料の重要性とは?自分で屋根を塗装する際の注意点も解説します!
2023/04/26
ご自分で屋根を塗装しようとお考えの方の中には、錆止め塗料を塗った方がいいのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく自分で施工するなら、なるべく失敗は避けたいですよね。
今回は、錆止め塗料の効果や特徴と、ご自分で屋根を塗装される際の注意点を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
□錆止め塗料とは?効果や特徴をご紹介!
この章では、錆止め塗料について3つの観点からその重要性をお伝えしていきます。
*錆止め塗料の役割
まず、錆止め塗料の役割についてです。
錆止め塗料は屋根に被膜をつくり、金属が外気や水に直接触れるのを防ぎ、金属の屋根の腐食や錆の発生を抑える役割を担います。
通常の塗料にもある程度錆止めの効果は期待できますが、空気や水を通してしまうため、どうしても錆は発生してしまいます。
*錆止め塗料の耐用年数
続いて、錆止め塗料の耐用年数についてお伝えします。
錆止め塗料の一般的な塗り替えのタイミングは5年前後です。
通常の屋根塗装の目安がおよそ10年なのに対して若干耐用年数は短めですが、耐用年数はあくまでも塗り替えを推奨する目安なので、目立った劣化がなければそれ以上長く使用することも可能です。
*錆止め塗料が必要な素材
金属素材がむき出しになっていると、雨風による酸化で錆が発生します。
トタン・ガルバリウム鋼板・銅板・ステンレスのような金属製の屋根材など、主に金属が使用されていて錆びやすい場所に使用しましょう。
□屋根を自分で塗装する際に注意するべきこととは?
屋根をご自分で塗装される際には、安全に確実に施工を行っていただくために次の点に注意してください。
1つ目は、ケレンを行うことです。
ケレンとは錆を落とし脆弱な旧塗膜を取り除く作業のことですが、これを行うか行わないかで仕上がりが大きく変わります。
ケレン作業を行うことで塗料をより密着させられて、不要な付着物も除去できるので、塗装の効果がより長持ちします。
2つ目は、足場を設置する場合は国家資格が必要になることです。
足場の組み立ては、「足場の組立て等作業主任者」という国家資格を持つ人しかできません。
そもそも足場を要するほどの高所作業は、初心者には非常に危険です。
塗装するために足場が必要な場合は、足場の組み立てを専門とする会社に組み立てを依頼してください。
また足場ではなく脚立や梯子を使用する場合は、使用方法を守り、落下にはくれぐれもお気をつけください。
□まとめ
今回は、ご自分で屋根を塗装される方に向けて、錆止め塗料の重要性と、自分で塗装する際の注意点をお伝えしました。
屋根の塗装は、危険を伴う作業です。
ご自分の負担と失敗の可能性を考えると、やはりプロにお願いするのもひとつの手です。
屋根塗装に関してご不明な点等ございましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。