シーラーとプライマーの違いとは?重要性を解説します!
2023/10/21
外壁塗装で下塗り材として使用されることが多いプライマーとシーラーですが、それぞれの違いについて把握できているでしょうか。
これらは混同されがちですが、実は細かな違いがあります。
そこで本記事ではプライマーとシーラーの違いについて解説します。
□プライマーとシーラーの違い
プライマーは、塗装面の下地を準備し、塗料の密着性を向上させる役割を果たします。
主な目的は、塗料がしっかりと付着しやすくすることです。
プライマーの重要なポイントは、「下地の準備を整える」「塗料の密着性を向上させる」の2つです。
シーラーは、塗料の密着性向上だけでなく、経年劣化による下地の塗料吸収を抑制する役割があります。
これにより、色ムラや剥がれを防ぎます。
シーラーの重要なポイントは「塗料の密着性向上」「下地の経年劣化による塗料吸収抑制」の2つです。
□プライマーとシーラーの重要性とは?
プライマーとシーラーは、塗装作業において重要な役割を果たします。
それぞれの重要性について見てみましょう。
プライマーやシーラーを用いることで、上塗り塗料と下地との密着度が高まります。
この密着度の向上は、塗装面の均一性を保ち、長期間の耐久性を確保する重要な要素です。
外壁や屋根は経年劣化や環境要因によって傷んでおり、単に新しい塗料を塗るだけでは十分ではありません。
高圧洗浄や下処理を施した後、プライマーやシーラーを塗布することで、理想的な下地を整えられます。
また、プライマーとシーラーの役割は下地の塗料吸収を防ぐことにも関係しています。
これらの下塗り塗料を省略し、直接中塗りや上塗り塗料を施すと、下地が塗料を吸い込み、不均一な塗装面が生じる可能性が高まります。
これによって必要な塗料の量も増加し、材料不足のリスクが発生します。
プライマーやシーラーを適切に使用することで、塗料の吸収を抑制し、無駄を減らせます。
さらに、外壁や屋根の塗装には高い性能が求められます。
耐久性、耐候性、低汚染性、防カビ性などは住まいを守るために必要です。
これらの性能は中塗りや上塗りだけでなく、下塗り塗料にも含まれています。
適切な下塗り塗料を選択し、正確に施工することで、住宅の耐久性を確保し、安心・安全な環境を維持できるでしょう。
□まとめ
プライマーとシーラーの違いについて解説しました。
これらは外壁塗装で重要な役割を果たします。
適切に外壁塗装を行うことで、いつまでも快適に暮らせる住まいが完成しますので、ぜひこだわってみてくださいね。