外壁のシーリングが劣化してお困りの方へ!原因と対処法を解説!
2023/07/27
外壁と外壁と繋いでいるシーリング。
皆さんの住まいのシーリングは劣化していないでしょうか。
シーリングの劣化を放置していると、住まいにさまざまな悪影響があります。
そこで本記事ではシーリングの劣化を放置する危険性と劣化の原因、対処法をご紹介します。
□シーリングの劣化を放置するとどうなる?
シーリングの劣化を放置しているとどうなるのでしょうか。
住宅に大きなトラブルを招いてしまうことは誰もが想像できると思いますが、具体的には外壁材が早いスピードで劣化したり、雨漏りが発生したりします。
外壁に施工されるシーリングの大きな役割は防水です。
シーリングの劣化が進んでいるのにもかかわらず、それを放置していると先ほどご紹介したようなことが起こります。
住まいに水が侵入すると、建物を支えている骨組みが腐食してきたり、断熱材にカビが生えてきたりします。
連鎖的にさまざまな劣化を引き起こしますので、シーリングの劣化によって水が侵入してくることは防がなくてはなりません。
□劣化の原因と対処法を解説します!
ここからはより具体的な劣化の原因と対処法についてみていきましょう。
まずは、外壁とシーリングの間に生じる剥離です。
これは主に、下塗りで使用されるプライマーの塗り忘れや塗りムラが原因です。
また、地震などによって外壁が揺れる際、その動きについていけずに剥離してしまうことも原因として考えられます。
次回の施工では、プライマーをしっかり入れてもらうことを忘れなければ、強度が回復するでしょう。
次はシーリングの真ん中が割れる破断です。
これはシーリング材が劣化し、寿命を迎えたことが原因でしょう。
次回の施工では耐久性の高いシーリングを選びましょう。
最後はシーリングのすぐ後ろのバックアップ材が見える劣化です。
シーリングの後ろにはバックアップ材が施工されています。
主な原因としては、施工時のシーリング材の厚み不足が挙げられます。
シーリングの厚みが不足していると、剥離や破断が起こったときに後ろのバックアップ材が見えやすくなってしまいます。
これはシーリングがほとんど機能していないことを示しているので、早急な修繕が必要です。
シーリングを打ち直してもらって、厚みを確保しましょう。
目安としては8ミリメートル以上を確保しておくと安心です。
□まとめ
シーリングが劣化が住まいの劣化スピードを早めてしまうことをご理解いただけたでしょうか。
劣化の原因と対処法をご紹介しましたので、それを参考に、仮にシーリングの劣化が進んでいる場合は、シーリングを施工してもらいましょう。