塗装で浮きが起こる原因とは?放置するリスクもご紹介!
2023/05/25
「浮き」とは外壁の下地から外装の部分が浮き上がっている状態のことです。
外壁の浮きには、見た目上の問題だけでなく、機能的にも様々なリスクがあります。
そこで今回は、塗装で浮きが起こる原因と、浮きを放置した際のリスクについて紹介します。
□塗装で浮きが起こる原因とは?
外壁塗装で浮きが生じる原因は主に1.劣化、2.洗浄の甘さ、3.下地処理の甘さがあります。
ここからは、それぞれの原因について解説していきます。
1.劣化
外壁は日々の雨や風、紫外線の影響を受け、塗膜が劣化していきます。
塗膜の劣化により雨水が内部に入り込みやすくなり、内部に湿気がこもることで塗膜の浮きが起こります。
2.洗浄の甘さ
外壁塗装ではまず初めに洗浄を行い、外壁表面の汚れやカビを落とします。
この際に汚れが残っていると塗料の密着度が下がるため、後に塗装の浮きへとつながります。
3.下処理の甘さ
下処理とは、外壁の汚れやカビを落としたり、サビを取り除いたりといった塗装前の作業のことをいいます。
外壁の表面が滑らかであるほど塗料が密着しやすくなるため、浮きを防ぐには下処理をきちんと行う必要があります。
他にも、下塗り材の不足や外壁材と塗料の相性、乾燥時間の不足などの浮きの原因となり得ます。
そのため、外壁塗装は、技術力や経験のある会社に依頼するのがおすすめです。
□塗装の剥がれや浮きを放置するとどうなる?
外壁塗装を行う目的は、下地である外壁材を紫外線や雨風から守ることです。
そのため、塗装の剥がれや浮きが起きを放置すれば、外壁材を保護する機能が失われることになり、外壁材劣化の原因となってしまいます。
さらに、劣化が進行するとひび割れや雨水の浸水などにも繋がるため、最終的に雨漏りに発展する恐れがあります。
雨漏りは木材の腐食やシロアリの発生、耐震性の低下といった様々な被害を引き起こすリスクがあります。
そこで、定期的なメンテナンスはもちろん、塗膜の剥がれや浮きを発見した際には、状況が悪化する前に適切に対処することが重要です。
□まとめ
今回は、塗装で浮きが起こる原因と、浮きを放置した際のリスクについて紹介しました。
塗装の浮きは外見上だけでなく、機能上でも多くの問題の発展へとつながりやすいため、早めの対処が必要です。
当社は、佐賀市を中心に、およそ3,000棟の施工実績があります。
さらに、豊富な知識を持って建材を劣化から守る大切な工事に対応いたしますので、佐賀市周辺で外壁塗装をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。