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ベランダの雨漏りの原因は?塗装で補修することはできる?

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ベランダの雨漏りの原因は?塗装で補修することはできる?

ベランダの雨漏りの原因は?塗装で補修することはできる?

2024/07/17

ベランダやバルコニーの雨漏り、放置すると家全体に深刻な被害を及ぼす可能性があります。
しかし、原因や適切な対策を知っていれば、安心安全な住環境を維持できます。
この記事では、ベランダの雨漏りの原因、防水塗装について解説します。

 

□ベランダ雨漏りの原因とチェックポイント

 

1:防水層の劣化

ベランダやバルコニーの防水層は、雨風や紫外線に常にさらされているため、経年劣化が避けられません。
防水層の劣化は、ひび割れや剥がれ、亀裂など様々な形で現れ、そこから雨水が浸入し雨漏りを引き起こします。

 

2:排水口の詰まりや破損

ベランダやバルコニーの排水口は、雨水をスムーズに排水するために重要な役割を担っています。
排水口が詰まったり破損したりすると、水が溜まり、防水層に負荷がかかりやすくなります。
また、排水口の周りには、汚れやゴミが溜まりやすく、そこから雨水が浸透することもあります。

 

3:サッシの劣化や破損

ベランダやバルコニーのサッシは、雨風を防ぐ重要な役割を担っています。
そのサッシが劣化や破損してしまうと、雨水の浸入経路ができて、雨漏りの原因となります。
サッシのコーキングやパッキンの劣化、サッシ枠の腐食なども注意が必要です。

 

4:壁や床のひび割れ

ベランダやバルコニーの壁や床にひび割れがあると、そこから雨水が浸入しやすくなります。
ひび割れは、地震や経年劣化、温度変化などによって発生します。

 

5:植栽による影響

ベランダやバルコニーに植栽がある場合は、根が防水層を突き破り、雨漏りを引き起こす可能性があります。
また、植栽の根が排水口を塞ぎ、水の流れを阻害することもあります。

 

□ベランダ防水塗装の方法とその選び方

 

ベランダの防水塗装には、主にFRP防水、ウレタン塗膜防水、シート防水の3つの工法があります。

 

1:FRP防水

FRP防水は、繊維強化プラスチックを用いた防水工法です。
耐久性、耐水性に優れ、衝撃にも強いことから、ベランダやバルコニーの防水に広く用いられています。

メリットとしては以下の通りです。
・耐久性が高く、長持ちする。
・衝撃に強く、破損しにくい。
・施工時間が短く、工期が短い。

 

一方、デメリットとしては、
・費用が高い。
・塗料の臭いが強い。
・伸縮性が低いため、ひび割れしやすい。
などが挙げられます。

2:ウレタン塗膜防水

ウレタン塗膜防水は、ウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する工法です。
柔軟性があり、凹凸のある面にも対応できることから、ベランダやバルコニーの防水に適しています。

 

メリットは以下の通りです。
・費用が比較的抑えられる。
・柔軟性が高く、ひび割れに強い。

一方、デメリットとしては、
・耐久性がFRP防水よりも低い。
・塗料の乾燥に時間がかかるため、工期が長い。
・職人の技術によって仕上がりが左右される。
などが挙げられます。

 

3:シート防水

シート防水は、防水シートを敷き詰めて防水層を形成する工法です。
耐水性、耐久性に優れ、コストパフォーマンスが高いことから、ベランダやバルコニーの防水に適しています。

メリットは以下の通りです。
・費用を抑えられる。
・耐久性が高い。

一方、デメリットとしては、
・凹凸のある面には施工できない。
・シートの劣化によって、ひび割れが発生しやすい。
・施工後、シートの継ぎ目が目立つ。
などが挙げられます。

 

□まとめ

 

ベランダやバルコニーの雨漏りは、放置すると家全体に深刻な被害が及ぶ可能性があります。
定期的なメンテナンスでは、今回紹介した場所を重点的にチェックする、定期的に防水工事を実施することを実施しましょう。

当社でも防水工事を承っております。
状況に応じて適切な防水工事をご提案いたしますので、防水工事をお考えの方はぜひ一度当社にご相談ください。

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