セメント瓦とは?魅力とメンテナンス戦略をご紹介します!
2024/06/05
屋根は、家を守る最初の砦としての役割を果たします。
特にリフォームやメンテナンスにおいて、質の高い建材へのこだわりを持つ方にとって、屋根材の選択は重要なポイントの1つ。
そこで本記事では、耐久性とデザイン性を兼ね備えた屋根材としてのセメント瓦の魅力と、その適切なメンテナンス方法について解説します。
□セメント瓦とは?基本から理解!
セメント瓦は、その名の通りセメントと川砂を主材料として製造される屋根瓦です。
この屋根瓦は耐用年数が30〜40年と長く、その耐久性の高さから多くの住宅で使用されてきました。
さまざまな形状とリーズナブルな価格で、かつては非常に人気がありましたが、現在ではガルバリウム鋼板などの新しい材料に取って代わられつつあります。
*デザインの多様性
セメント瓦の大きな魅力の1つは、豊富なデザインバリエーションです。
和風はもちろんのこと、洋風のデザインも可能で、屋根の形状やカラーも多岐にわたります。
自宅の外観を個性的に演出したい方にとって、選択肢の幅が広がる素材です。
*耐火性の高さ
セメント瓦は、燃えにくい素材であるため、火災時に火の進行を遅らせられるメリットがあります。
これにより、住宅の安全性が向上します。
セメントと川砂で作られているため、耐火性に優れ、安全な屋根材としても適しています。
□セメント瓦のメンテナンス!何を・いつ・どう対応する?
セメント瓦のメンテナンスは、屋根の美観と機能を維持するために欠かせません。
特に色あせ、コケや藻の発生、塗膜の劣化などは、見た目だけでなく、屋根の機能にも大きな影響を与えます。
メンテナンスが必要な基準となる3つのポイントを見ていきましょう。
1:色あせ
セメント瓦の色あせは、主に紫外線の影響で塗膜が劣化することによって発生します。
色あせが見られた場合、塗り替えを検討するタイミングとしては適切です。
劣化の初期段階では急ぐ必要はありませんが、見た目の美しさを保ちたい場合は、早めの対応が望ましいです。
2:コケや藻の発生
屋根の防水性が低下すると、特に日が当たらない側でコケや藻が発生しやすくなります。
これらは屋根材を腐食させ、最悪の場合、内部に水を浸入させる原因となってしまうことも。
高圧洗浄でこれらの汚れを除去し、必要に応じて塗装工事を行うことで、屋根の防水性を回復させられます。
3:塗膜の膨れとはがれ
塗膜が膨れたりはがれたりするのは、塗装の劣化が進んでいる証拠です。
これらの状態を放置すると、雨水が屋根材に浸透し、内部構造へのダメージを招く恐れがあります。
早めに塗装を行い、屋根の保護層を新しくしましょう。
□まとめ
セメント瓦は、その耐久性とデザインの多様性で知られ、屋根材として長年にわたり多くの住宅で採用されてきました。
メンテナンスの重要性を理解し、適切なタイミングで対応することが、セメント瓦の機能と美観を長く保つ鍵だといえます。
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