サイディングはメンテナンスしないって本当?必要性や方法をご紹介!
2024/04/12
「サイディングの外壁はメンテナンスが必要ないのか」
「メンテナンスの目安となるようなサインはあるのか」
サイディングの外壁は、他の外壁と異なり、メンテナンスフリーといわれることがあります。
しかし、実際には100パーセントメンテナンスが必要ないわけではありません。
そこで今回は、サイディング外壁のメンテナンスに関する情報をご紹介します。
□サイディングの外壁はメンテナンスしない?
サイディングのメンテナンスについての一般的な誤解は、その耐久性にあります。
多くの人がサイディングを選ぶ理由の1つは、「メンテナンスフリー」とされ、メンテナンスの手間が少ないといわれていることです。
しかし、この表現は誤解を招くことがあります。
サイディングは確かに他の外壁材に比べてメンテナンスの手間が少ないとされますが、定期的なチェックとケアは欠かせません。
一般的には7〜10年に1度のメンテナンスが推奨されています。
この期間は、紫外線や風雨といった自然現象によるダメージが積み重なる前に、必要な手当てをするための目安です。
サイディングの劣化を放置すると、表面の問題だけでなく、建物自体の構造にも影響を及ぼす可能性があります。
例えば、サイディングの下にある柱や防水シートが腐食することで、より深刻なダメージにつながる恐れも。
定期的なメンテナンスにより、これらのリスクを最小限に抑え、サイディングの寿命を延ばすようにしましょう。
□サイディングの劣化を告げるサインとその対策
サイディング外壁の寿命は、適切なメンテナンスを行うことで大きく左右されます。
劣化のサインを見逃さないことが、外壁を長持ちさせる秘訣です。
*メンテナンスが必要な劣化症状
サイディングの劣化にはいくつかの兆候があります。
チョーキング現象や色あせ、反り、ひび割れなどが見られたら、外壁がメンテナンスを必要としている証拠です。
*適切なメンテナンス方法
発見した劣化症状に応じて、適切な対応をとることが重要です。
例えば、チョーキング現象が見られる場合は、表面の塗装が劣化しているサインであるため、「塗り替え」が効果的です。
また、コーキング剤の劣化やサイディングのひび割れがある場合は、それぞれコーキングの再施工やビス打ちによる修正が必要だといえます。
□まとめ
サイディング外壁は、完全にメンテナンスフリーな訳ではありません。
実際には定期的なチェックと適切な手入れが必要です。
劣化のサインを見逃さず、早期に対処することで、外壁の寿命を延ばして美観を保つようにしましょう。