サイディング塗装の色を決めるポイントについて解説します!
2023/09/27
外壁によく使用されるサイディングは、カラーバリエーションが豊富なことから、多くの方に人気です。
しかし、色の選択肢が豊富であるがゆえに、どんな色を選べば良いのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、サイディング塗装を考えている方に向けて、外壁の配色についての基本知識をお伝えします。
□配色の基本を解説します!
*同系色でまとめる
サイディングの色を選ぶ際は、同系色の組み合わせが重要です。
同系色を使うことで、外壁全体が調和し、洗練された印象を与えられます。
具体的には、グレーと黒、クリーム系とブラウンなどがあります。
ビビッドな色はたくさん使うのではなく、アクセントに使うのが良いでしょう。
また、同系色を選ぶことで組み合わせがしやすく、色の失敗も少なくなります。
ホワイト系の外壁には、薄いグレーと濃いグレーのツートンが人気です。
*トーンを意識する
ベージュや茶色のような暖色系のトーンは、落ち着いた印象を与えます。
これは寒冷な地域で好まれる傾向があります。
一方で、寒色系のトーンはすっきりとした印象を与えるため、建物の構造や周囲の環境に合わせてトーンを選ぶと良いでしょう。
□サイディング塗装の色を決めるポイントとは?
ここからは外壁の色を決める際のポイントを紹介します。
1.色見本を外壁に当てる
色見本を外壁に当てて確認することで、実際の仕上がりをイメージしやすくなります。
蛍光灯の下で見る色見本と外壁の環境は異なるため、理想とのギャップを埋めるために大切なステップです。
2.面積効果を考慮する
外壁は広い面積を占めるため、面積効果を考慮する必要があります。
明るい色は広く明るく見え、暗い色はくすんで見えます。
これは多くの方が陥ってしまう錯覚なので、注意してくださいね。
3.同系色でまとめる
同系色でまとめることを意識すると、家全体のカラーバランスが整い、同系色を使うことで調和の取れた外観に仕上げることができます。
周囲の住宅や景観に馴染みやすい色を選ぶことがポイントです。
4.2色以上を使う場合の比率を意識する
外壁を2色のツートンカラーで仕上げる場合、比率を考慮することが重要です。
バランスの取れたデザインにするために、同系色で彩度の低い、落ち着いた色の組み合わせを選ぶと良いでしょう。
これらのポイントを考慮して、サイディングの塗装色を選びましょう。
配色の工夫で家の外観が格段に魅力的になります。
□まとめ
今回は、サイディング塗装を考えている方に向けて、外壁の配色についての基本知識をお伝えしました。
住まいの外観は印象に直結するため、非常に大切な要素です。
ご自身の理想のイメージに仕上げられるように、配色の基本をしっかり押さえてくださいね。