外壁塗装をお考えの方へ!不燃性のある防火塗料について解説します!
2023/07/21
せっかくのお気に入りの住まいですから、火災が起こるのは避けたいですよね。
しかし万が一の時のために対策をしておくのも大切です。
外壁塗装の際におすすめなのが、難燃性や不燃性の高い塗料を選ぶことです。
そこで本記事では不燃性の高い塗料の種類をご紹介します。
□不燃性の高い防火塗料の種類をご紹介!
防火塗料は大きく分けて「発泡型防火塗料」「非発泡型防火塗料(難燃性塗料)」「非発泡型防火塗料(不燃性塗料)」の3つがあります。
*発泡型防火塗料
発泡型防火塗料は、平常時には一般の塗膜の性質を持っていますが、塗膜が火災によって高温に触れると、発泡と炭化が始まります。
すると、厚さが数十倍から数百倍まで膨れ上がりスポンジ状の塗膜を形成するのです。
また、不燃性のガスを発生させるので、着火温度まで上昇するのを遅らせてくれます。
*非発泡型防火塗料(難燃性塗料)
非発泡型防火塗料(難燃性塗料)は、有機系の塗料に難燃剤をプラスして燃えにくくした塗料です。
自己消化機能を持っており、塗膜が熱に触れると消火ガスを発生させます。
それによって可燃性ガスの濃度を低くしたり、結晶水を放出して表面温度を低下させたりします。
*非発泡型防火塗料(不燃性塗料)
非発泡型防火塗料(不燃性塗料)は無機バインダーに無機顔料を多く配合させた塗料です。
水ガラスや金属リン酸塩を主体として硬化剤を加え、完全硬化させた無機系の塗料です。
長所として以下のポイントが挙げられます。
・耐熱性が高い
・表面硬度が高い
・耐候性に優れている
一方で、取り扱いが複雑で作業効率がよくないことと、塗膜の柔軟性や耐水性がそれほど高くないことには注意が必要です。
□難燃性と不燃性の違いについて解説!
ここまで難燃性と不燃性の違いについて詳しく解説してきませんでしたが、どのような違いがあるのでしょうか。
難燃性とは、燃焼に対して燃えにくいという性質のことです。
延焼するスピードは遅いですが、ある程度の時間は燃え続けてしまいます。
不燃性とは、火にさらされても燃えにくい性質のことです。
20分間燃焼しないことや避難時に有害ガスを発生させないことなどが条件として定められています。
□まとめ
不燃性の塗料の種類と難燃性と不燃性の違いについて解説しました。
防火塗料は万が一火災が発生しても家族の身を守ってくれます。
火災が起こっても被害を最小限に抑えられますので、今回ご紹介した塗料をぜひ検討してくださいね。