台風が来た際に足場は大丈夫?通過後に点検が必要です!
2023/05/27
外壁塗装中に台風が来た場合、足場がどのように対処されるのかを知ることは重要です。
足場は風速が強いと倒壊する可能性があり、周囲の建物や人々に危険をもたらすことがあります。
そこで、本稿では台風が来た時、足場はどうなるのか、通過後点検すべきことをご紹介します。
外壁塗装を行う方はぜひご覧ください。
□骨組みだけの足場は影響が少ないです!
戸建てと大きなビルでは足場の建て方が異なります。
戸建ての場合、足場に塗料や材料が他の家に飛ばないよう飛散防止のメッシュシートを張り巡らせます。
一方、大きなビルでは、防音対策として足場に板を張り込みます。
そのため、大きなビルの方が風の抵抗が強く、台風が来た時の被害が大きくなりやすいです。
ひどい時は倒壊してしまう場合もあります。
戸建ての足場は骨組みだけなので台風でも倒壊することがほとんどないでしょう。
□台風通過後にも点検しましょう!
台風通過後、被害がないか確認することが重要です。
1.屋根の上にものが飛んできていないか
まず、屋根の上に何かものが飛んできていないか、破損していないかを確認してもらいましょう。
工事中以外でも、台風通過後は確認してもらった方が良いでしょう。
普段は屋根の上はほとんど見えません。
屋根上のものを下ろしやすい足場が設置している内にチェックしてもらいましょう。
2.メッシュシートや材料が近隣に飛んでいないか
戸建ての工事は近隣の方への迷惑を考えることも重要です。
台風が過ぎた後は、足場のメッシュシート、塗装の道具、材料などが近隣の家に飛んでいってしまっていないか見て回るようにしましょう。
もし、飛んでいってしまっていた場合、その家の方に挨拶し、回収するようにしましょう。
基本的に業者の方が、点検、回収を行ってくれます。
心配な方は一緒に見て回ると安心でしょう。
3.壁あて付近が傷ついていないか
強風で足場が揺れると壁あてが壁にぶつかり傷がついてしまう可能性があります。
気付かないまま工事が終わると、高い場所の傷だった場合、補修が大変になります。
必ず足場を解体する前に確認してもらうようにしましょう。
□まとめ
戸建ての足場は骨組みだけなので、台風でも倒壊する可能性は低いですが、大きなビルの足場は板を張り込んでいるため風の抵抗が強く、倒壊する可能性が高くなります。
台風通過後には、屋根の破損や周囲に飛散したメッシュシートや材料の確認が必要です。
また、強風によって壁あてが壁にぶつかって傷がつく可能性もあるため、工事前に確認しておくことが重要です