外壁にカビが発生する原因とは?対処法についてもご紹介!
2023/03/31
住宅の経年劣化に伴い外壁に発生するカビに悩まされているという事例は、住む地域によってはよく耳にします。
仕方ないと放置していては、外壁の痛みは進行するばかりです。
今回の記事では外壁にカビが生えてしまう原因と繁殖させないための工夫についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□外壁にカビが生えてしまう原因とは?
外壁にカビが生えるのは、空気中を浮遊するカビの胞子が外壁に付着し、発芽するためです。
カビは、以下のような環境で繁殖力を増します。
・直射日光が当たらない
・有機物(栄養)がある
・湿気が多い
そして、それはつまり以下のような立地条件では外壁にカビが生えやすくなるということです。
・日当たりが悪い
・風通しが悪い
・植物が近くに多くある
他にも外壁の状態によってカビの発生率は異なり、特に劣化の進行した外壁はカビが発生しやすい傾向にあります。
外壁の劣化が進行すると防カビの役割を果たす塗料が剥がれ落ち、汚れが付着しやすくなるためです。
汚れはカビの栄養になり、さらに多くのカビが発生してしまいます。
このように環境によってはすぐに発生してしまうカビですが、どのような対処法を行えばよいのでしょうか。
□外壁にカビを繁殖させないためには?
外壁にカビを繁殖させないためには、以下の点に注意してください。
*外壁のカビを徹底的に除去する
外壁や屋根に付着したカビは外壁のプロに洗浄を依頼して除去してもらいましょう。
業務用の高圧洗浄機や薬品を用いて除去してくれるので、基本的にカビが全て落ちます。
また、ご自身でカビを除去する場合には2つのことに注意しましょう。
1つ目は、カビが体内に入らないようにすることです。
ゴム手袋をつけて、目には眼鏡やアイマスク、口からの侵入を防ぐためにもマスクをつけておきましょう。
2つ目は、柔らかいスポンジを使うことです。
金属製のたわしなどで強く磨いてしまうと外壁を傷つけてしまい、寿命が短くなってしまう危険性があります。
*防カビ効果のある塗料を重視する
カビの発生が気になっている方は、防カビ効果のある塗料を選びましょう。
紫外線に反応して外壁の表面をきれいにしてくれる外壁であれば、セルフクリーニングをしてくれるので、メンテナンスを行う必要がありません。
そのためカビが発生する心配も少なくなります。
□まとめ
外壁にカビを繁殖させないために、その原因と対処法についてご紹介しました。
カビが発生した外壁をそのままにしておくと、外壁の劣化が進み、建物の内部に侵入してしまうこともあります。
被害が大きくならないうちに、今回の記事を参考に、カビを発生させないよう工夫してみてください。