外壁のコーキングの寿命はどれくらい?補修にかかる費用もご紹介!
2023/03/23
外壁塗装は、コーキングのリフォームを行うタイミングでもあります。
とはいえ、新しい状態のものをまた変えても意味がないですよね。
しっかりとコーキングの寿命を把握して、どれくらいの費用がかかるのかを知っておく必要があります。
□外壁コーキングの寿命とは?
結論から申し上げますとコーキング材の寿命は5年から10年です。
そのため当社は耐用年数が20~30年と長いオート化学工業のオートンイクシードを使用いたします。
外壁の塗料の寿命は、最近では15年のものもあるのに、コーキング材はどうしてこれほど寿命が短いのでしょうか。
コーキング材は、外壁を構成している材料同士が密着してしまうことを防ぐ役割があり、季節によって膨張したり、縮小したりする外壁材に対応するためにゴムのような性質を持っています。
ゴムは日光に当たることによって、劣化し、耐久力が弱くなっていくため、寿命が短いのです。
コーキング材は常に太陽や雨に晒されているので、耐久力の減り方が早く、寿命が切れてからも使い続けてしまうと雨漏りや外壁のダメージになってしまう可能性が高いです。
コーキング材に寿命が来ていると感じた方は早急に取り換えが必要です。
しかし、コーキング材の補修にはどれくらいの費用がかかるのか分からない方も多くいらっしゃるでしょう。
依頼する前に、どれくらいの費用がかかるのかを把握しておくことが大切です。
□外壁コーキングの補修費用はどれくらい?
外壁コーキングの補修にかかる費用は工法によって変わります。
*打ち換え
打ち換えは、元々のコーキングを完全に取り切ってから新しくコーキングを打ち直す方法です。
完全に新しいコーキングになるので、耐用年数は5年から10年と新品同様であることが大きなメリットでしょう。
ただし、すべてのコーキングを取り切るという作業が入るので、その分費用は高くなってしまいます。
*増し打ち
増し打ちは既存のコーキングを取り切らずに、上からコーキングを打っていく方法です。
コーキングを取らなくて良いので、打ち換えに比べると費用を抑えられるというメリットがあります。
ただし、打ち換えよりも強度が低くなってしまうので、耐用年数が短くなってしまうというデメリットもあります。
どちらの方法を選んだ場合でも、コーキングにかかる費用以外に足場の設置費がかかるということも把握しておいてくださいね。
□まとめ
外壁のコーキングの寿命は5年から10年と短いため、補修を行う頻度は外壁塗装よりも多くなってしまうこともあります。
そのため、ご自身の住宅に適したコーキングの方法を選択して、住宅を守っていく必要があるでしょう。