外壁の幕板とは?役割とメンテナンス方法を徹底解説
2024/07/13
外壁の幕板は、家の外観に立体感を出したり、アクセントとしての役割を果たしたりします。
その他にも外壁材の継ぎ目を隠すなどの役割があり、見た目と機能性の維持のためにもメンテナンスが重要です。
この記事では外壁の幕板の役割、幕板が劣化した場合の対処法を解説します。
□外壁の幕板とは何か?
外壁の幕板とは、外壁にある板状の装飾材を指します。
1階部分と2階部分の境目や、屋根の軒下など、家の外観を構成する上で欠かせない存在です。
*役割と設置場所
幕板は、単に見た目の美しさだけでなく、重要な役割を担っています。
・1階と2階の外壁材の素材の違いを目立たなくする
・外壁材の継ぎ目を隠す
・デザインのアクセントをつける
・雨水の浸入を防ぐ
これらの役割を果たすことで、家の外観を美しく保ち、構造体の耐久性を高める効果も期待できます。
*外観への影響
幕板は、家の外観に大きな影響を与えます。
素材や色によって家の印象が大きく変わるだけではなく、デザインのアクセントとして、個性を演出する要素でもあります。
□劣化した幕板の対策方法
幕板は、長年の風雨にさらされるため、劣化が避けられません。
劣化が進行すると、見た目の悪化だけでなく、雨漏りや幕板の落下などの危険も伴います。
幕板の劣化は、以下の3つのレベルに分けられます。
1:塗膜の剥がれ
塗膜が剥がれて、下地が見えてしまっている状態です。
今すぐに修繕が必要という状態ではありませんが、外壁塗装を検討し始めることをおすすめします。
対処方法としては、ケレン作業を行い、再塗装する方法があります。
2:塗膜が剥がれ、コーキングの劣化している
塗膜の剥がれに加え、幕板と外壁の隙間を埋めているコーキングが劣化している状態です。
これ以上の劣化を防ぐために対処する必要があります。
コーキングを張り替え、ケレン作業を行い、再塗装することで修繕できます。
3:幕板の割れや欠け
幕板にひび割れや欠けが生じ、落下する危険性がある状態なため、早急に対処する必要があります。
対処法としては、幕板を交換する、または板金カバー工法で補修する方法があります。
*幕板を長持ちさせるコツ
幕板の劣化を防ぎ、長く美しく保つためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
・こまめな清掃
ホコリや汚れを定期的に落とすことで、劣化を抑制できます。
・定期的な塗装
塗膜の剥がれを放置すると、劣化が進行します。
・コーキングのチェック
コーキングの劣化は、雨漏りの原因となるため、定期的に点検しましょう。
□まとめ
外壁の幕板は、家の外観を左右する重要な要素です。
適切なメンテナンスを行うことで、美しい外観を長く保ち、家の寿命も延ばすことができます。
劣化症状に合わせた適切な対策を講じ、快適で安全な住まいを実現しましょう。
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