外壁塗装中に台風が来ても養生や足場は大丈夫なのか?
2024/01/20
台風シーズンが近づくと、外壁塗装中の家の足場に対する心配が高まります。
特に、台風が接近する際には、足場の安全性や養生の状態が気になるものでしょう。
この記事では、台風時の足場対策について、その重要性と具体的な方法を解説します。
□台風に強い足場の作り方!基本となる3つのポイントを解説!
外壁塗装中に台風が来ても、問題なく作業ができたり、崩れたりしないようにするためには、何を意識すれば良いのでしょうか。
意識していただきたいのは、「足場の強度を高める」「控えの増加と強化」「メッシュシートの畳み方」の3つです。
*足場の強度を高める
足場の倒壊の主な原因は、強度不足です。
これに対処するためには、足場の補強が必要です。
最も効果的な方法は、親綱を張ることです。
これにより、足場が外側に広がるのを防ぎ、安定性を高めます。
*控えの増加と強化
建物からの控えが不足していると、足場は不安定になってしまいます。
控えを増やす、またはより強い控えに変えることで、足場の安定性を高められます。
控えを増加・強化することによって、足場を強固なものにしましょう。
*メッシュシートの畳み方
強風対策として、メッシュシートの畳み方が重要です。
メッシュシートは風の影響を受けやすいため、特に屋根より上や四隅を中心に畳むことで、風の抵抗を減らし、足場の安定性を向上させます。
メッシュシートの畳み方を工夫して、足場を強くしてくださいね。
□塗装工事の足場における2つの重要なステップを解説!
足場を強固なものにするために、重要になってくるステップを2つに分けて解説します。
1.メッシュシートを畳む
台風接近時には、メッシュシートを部分的に解いて足場に巻き付けることが重要です。
これにより風が通り抜けやすくなり、足場の揺れを軽減できます。
2.壁あての固定
最後は壁あての固定です。
壁あては、外壁に直接当てて足場を安定させる部材です。
台風が近づいたら、壁あてを壁に固定することで、足場の安定性が高まります。
この際、壁を傷つけないように注意し、塗装後は塗膜が完全に乾いているかを確認することが重要です。
□まとめ
台風シーズンにおける外壁塗装の足場対策は、家の安全を守る上で非常に重要です。
足場の強度を高める補強、控えの増加や強化、そしてメッシュシートの畳み方は、台風による被害を最小限に抑えるために欠かせない対策です。
これらの対策をしっかりと行い、安心して台風シーズンを乗り切りましょう。