外壁塗装を長持ちさせる!シーリングとコーキングについてご紹介します!
2024/03/14
外壁塗装は、住まいの美観を保つだけでなく、その耐久性を高める上でも重要な役割を果たします。
特にコーキング(シーリング)工事は、このプロセスの中で欠かせない一環です。
今日は、外壁塗装におけるコーキングの意義とその耐久性に焦点を当てて、その重要性をご紹介します。
□コーキング(シーリング)とは何か
コーキングとシーリングの概念について理解することは、外壁塗装や補修工事の理解を深める第一歩です。
*コーキングの基本
コーキング、すなわちシーリングとは、建物の隙間を埋め、気密性や防水性を向上させるために行われる工事のことです。
この工事に用いられる材料は、パテや液体の形をとることが多く、目地材とも呼ばれます。
外壁に生じたひび割れや隙間を充填し、住まいを守る盾となるのです。
*コーキングとシーリングの違い
一見すると同義に感じられるコーキングとシーリングですが、その用語の使い分けには若干の曖昧さがあります。
コーキングは目地に材料を詰める行為を指し、シーリングはその目的が防水に特化していると解釈されることがあります。
ただし、実際の外壁塗装や補修工事では、2つの違いは大きな問題ではありません。
会社や職人によって使い分けられていることが多いです。
*コーキング工事の必要性
外壁塗装の際に行われるコーキング工事は、ただ隙間を埋める以上の意味を持ちます。
建物の気密性や防水性を高めることで、長期的な耐久性を保証し、美観を維持することにも貢献します。
特に、サイディングボードの継ぎ目や窓枠周辺など、外壁のさまざまな部位での補修が行われます。
□外壁コーキング(シーリング)の耐久年数は?
外壁コーキングやシーリングの寿命は、使用する材質によって大きく異なります。
耐久性を知ることで、適切なメンテナンス時期を見極められますので、3つのポイントから確認しましょう。
1:材質の選択
外壁リフォームを考える際、使用するコーキング材の種類によって、その後のメンテナンスの手間や費用が変わってきます。
変性シリコン・ウレタン・ポリウレタンといった異なる材質は、それぞれ耐久年数が異なり、選択には注意が必要です。
2:耐久年数とその影響
一般的に、変性シリコンコーキングは約7年、ウレタンコーキングは約10年、ポリウレタンコーキングは約15年の耐久年数が見込まれます。
この耐久年数を超えると、コーキングの劣化が進んでしまうケースが多いです。
最終的には建物内部への雨水の浸透のような、重大なダメージを引き起こす可能性もあります。
3:適切なメンテナンスの重要性
コーキングの劣化は、外壁の見た目にも影響を及ぼすため、定期的な点検と適切な時期での補修が重要です。
耐久性に優れた材質を選択することで、長期間にわたり安心して住まいを保てます。
□まとめ
今回は、外壁塗装におけるコーキングの重要性と、その耐久年数についてご紹介しました。
コーキング(シーリング)工事は、住まいの防水性や気密性を向上させるために不可欠であり、適切な材質選びと定期的なメンテナンスが長期的な快適さを保証します。
住まいを守るために、コーキング(シーリング)工事の知識を深め、適切な対策を講じましょう。