高圧洗浄にはデメリットもある?外壁塗装でよく起こるトラブルをご紹介!
2023/09/08
外壁塗装前に行われる高圧洗浄ですが、どのような意図で行われるのか、皆さんは理解しているでしょうか。
実は、高圧洗浄というステップは必要不可欠です。
そこで本記事では高圧洗浄が必要な理由と、高圧洗浄で発生しうる問題について解説します。
□高圧洗浄はなぜ必要?
そもそも高圧洗浄はなぜ必要なのでしょうか。
高圧洗浄は、外壁に付着したコケやホコリのような汚れを除去して、新しい塗膜の密着性を高めるために行われます。
汚れがしっかりと落ちていないと、塗りムラができ、塗膜が短期間で剥がれてしまいます。
外壁塗装を綺麗に仕上げて、塗料本来の機能を発揮するためにも、その前段階の高圧洗浄は必須なのです。
□高圧洗浄で起こり得るトラブルをご紹介!
高圧洗浄は外壁塗装において必要不可欠なステップですが、実はトラブルが発生することもあります。
ここからは高圧洗浄で起こり得るトラブルをご紹介します。
事前にどのようなケースがあるのかを知って、未然に防ぎましょう。
*外壁材が剥がれる
高圧洗浄の水圧によって外壁材にダメージが蓄積する可能性もありますが、外壁材が剥がれるのには汚れを落としきれていない可能性もあります。
汚れが残っている箇所に塗料は密着しづらく、塗装した塗料が剥がれ落ちる恐れがあります。
*コーキングが破損する
外壁を高圧洗浄する際は、コーキングが破損するトラブルも考慮に入れましょう。
コーキングは水圧によるダメージを受けやすく、塗装が剥がれやすくなっている恐れがあります。
外壁を洗浄しようとしても、コーキングにダメージを与えてしまっては、トータルコストが高くなるので注意しましょう。
*通気口から水分が侵入する
高圧洗浄の水圧によって建物に隙間を開けてしまい、その穴から水分が侵入してくるトラブルも起こります。
水が入ってきてしまうと、建物内部の木材が腐食してしまい、シロアリ被害までに発展し、寿命を大きく縮めてしまうでしょう。
水圧を上手に制御しないと、住まいの状態をかえって悪化させてしまうので、ぜひ知っておいてくださいね。
□まとめ
高圧洗浄が必要な理由と、高圧洗浄によって引き起こされるトラブルについてお伝えしました。
高圧洗浄は外壁に付着したコケやホコリのような汚れを除去して、新しい塗膜の密着性を高めるために必須です。
ただ、外壁材が剥がれたり、コーキングが破損したり、水分が住まいに侵入してくるというトラブルを引き起こす可能性もありますので、注意してくださいね。