塗装の浮きの原因とは?起こる問題もご紹介!
2023/06/08
外壁や屋根の塗装を行う際に浮きが出てしまうという問題があります。
今回の記事では、塗装の浮きの原因と浮きが原因で起こる問題についてご紹介します。
外壁塗装で失敗しないようにするためにもぜひ参考してみてくださいね。
□塗装の剥がれや浮きの原因とは?
塗装の剥がれや浮きの原因となる施工不良は以下のようなものがあります。
1.乾燥時間を守らない
高圧洗浄後や塗装後に乾燥の手間があります。
乾燥の際には一定時間乾燥させないと塗料が十分に密着せず、塗装がうまくいかなくなってしまう可能性があります。
また、塗料を無理やり乾燥させようとして高温で塗面を熱したとしても失敗する原因になってしまいます。
2.汚れが取り切れていない
旧塗膜や汚れが十分に取り切れていない場合には、塗装が失敗してしまう原因になります。
これを防ぐためにも、汚れの撤去が不十分であると失敗に終わってしまう可能性があります。
3.下地処理が不十分
ケレン作業で旧塗膜がはがし切れていなかったり、サビの撤去が不十分だったりすると、元の塗膜が残り続けたり、上塗り塗料がうまく密着しなかったりして失敗してしまう可能性があります。
以上のような場合には塗装をするさいに問題が起こる可能性があるため事前に気を付けておきましょう。
□浮きが原因で起こる問題とは?
そもそもどうして浮きが起こると良くないのでしょうか。
浮きが起こることによっておこる原因はさまざまです。
*塗膜がパリパリになる
塗装に浮きができると破れやすくなってしまいます。
よく学校などで塗膜がパリパリにはがれてしまったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
塗膜が浮くとちょっとした刺激で破れてしまい、敗れた部分から水が浸入して被害が全体に拡大してしまうのです。
*腐食が進む
上でも述べたようにふやけた部分からは水が浸入します。
水の侵入によってカビが生えたり、垢が発生したりして腐食してしまう原因になるのです。
*補修費用が高額になる
浮きをそのまま放置した状態で、後から補修するとなると補修費用が高額になる可能性があります。
補修費用を抑えるためにも、浮きを見つけた際には、できるだけ早く補修するようにしてください。
□まとめ
今回は浮きの原因と浮きが原因で起こる問題について詳しくご紹介しました。
浮きが原因で起こる問題は放置してしまうと後々たくさんの費用がかかってしまったり、家全体に大きな影響が響いてしまったりします。
これを防ぐためにも、しっかりとした外壁塗装を行う必要があるのです。