alc外壁の特徴とは?他の種類の外壁との違いを比較!
2023/05/05
外壁材はサイディングやモルタルなどさまざまな種類があります。
そんな外壁材の1つであるalc外壁をご存知でしょうか。
alc外壁は優れた機能があり、注目を集めているのです。
今回は他の種類の外壁と比較しながらalc外壁の特徴をご紹介します。
□alc外壁の特徴は?他の種類の外壁材と比較!
*alc
alc外壁はコンクリートの一種であり、軽量気泡コンクリートとも呼ばれます。
コンクリートは硬くて重いイメージがありますが、alcは非常に軽量です。
内部に気泡の穴が空いているため、水に浸すと浮くほど軽量なのです。
一般的に、通常のコンクリートの25パーセント程度の重量しかありません。
また、断熱効果も期待できます。
気泡に含まれた空気が層をつくることで、熱が伝わるのを抑制します。
そのため、夏の暑さや冬の寒さを和らげてくれるでしょう。
耐久性も高いことから、住宅や高層ビルまで幅広い建造物に用いられています。
*他の種類の外壁材との比較
・モルタル
デザイン性が高いことが特徴で、コーキングが不要です。
・窯業系サイディング
耐火性に優れ、色やバリエーションが豊富です。
また、費用が安いことが特徴です。
・金属系サイディング
断熱性や耐震性に優れており、メンテナンス周期も比較的長いことが特徴です。
□alc外壁のメリットとは?
1つ目は耐久性が高いことです。
alc外壁は耐久性が高く、地震にも強いというメリットがあります。
適切な条件で使用し、定期的にメンテナンスを行えば、耐用年数は50年以上にもなると言われています。
メンテナンスを継続しながら、長く住みたいとお考えの方にぴったりの外壁材と言えるでしょう。
2つ目は断熱性と耐火性に優れていることです。
alc外壁は熱伝導率が低く、断熱性が高い素材です。
一般的なコンクリートと比較して10倍程度の断熱性があると言われているため、夏や冬でも快適な生活環境を維持できます。
また、耐火性にも優れているためより安心して生活できるでしょう。
3つ目は遮音性が高いことです。
内部の気泡が音を吸収してくれるため、住宅内に騒音が伝わりにくくなります。
住宅が道路沿いや線路沿いにある場合でもストレスを感じることなく生活できるでしょう。
また、プライバシーの保護にも役立ちます。
□まとめ
今回はalc外壁の特徴とメリットをご紹介しました。
alc外壁はコンクリートの一種ですが、非常に軽量で耐火性や耐久性に優れています。
遮音性が高いといったメリットもあるため、alc外壁を採用してより快適な暮らしを実現しましょう。