遮熱塗料の効果とは?屋根塗装での使用がおすすめ!
2023/05/01
屋根塗装をご検討する際に、遮熱塗料という言葉をよく聞かれる方が多くいらっしゃるでしょう。
しかし、意外にも遮熱塗料の効果や意味を知らずに塗装される方が多いです。
今回の記事では遮熱塗料の効果についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□遮熱塗料の効果とは?
遮熱塗料とは、太陽光を反射する効果のある塗料のことです。
太陽の熱や光を反射して、室内の温度上昇を抑制する効果があります。
また、遮熱塗料は近赤外線と呼ばれる光を反射する機能を持っています。
これが冷暖房の効果を上げる作用をもたらしてくれるため、省エネにも役立ちます。
しかし、遮熱塗料はあまり効果がないと言われがちです。
その理由は、さまざまで複数ご紹介します。
1つ目は、耐用年数はグレードによって性能がばらつくことです。
もちろん塗料の性能はピンキリで、値段によって性能は大きく変化します。
塗料にこだわるよりも住宅のほかの場所に費用を掛けたいと思われる方が多いため、あまり感じられないのです。
2つ目は、断熱効果がないことです。
断熱効果とは、熱伝導を抑える働きのことで、遮熱塗料はこの効果を持っていません。
そのため、思っているよりも保温する効果がないのです。
3つ目は、塗り直しが必要になることです。
遮熱塗料は太陽光や雨の影響をよくうけます。
そのため耐用年数が短く、その分塗り直しが必要になります。
□屋根塗装には遮熱塗料がおすすめ!
前章で遮熱塗料の効果とあまり遮熱塗料に効果がないことについてご紹介しました。
しかし、遮熱塗料は屋根塗装におすすめです。
その理由は以下の通りです。
*遮熱効果はある
前章でもご紹介したように遮熱塗料は効果がないと感じられがちですが、数値上はあります。
そのため、遮熱効果をしっかりと感じ取っていなくても省エネ効果は実際に得られているのでご安心くださいね。
*耐用年数が高い
遮熱塗料の耐用年数は15から20年ほどです。
機能性を持たない通常の塗料と比較して耐候性があるものが多いです。
そのため、メンテナンスの頻度が少なくて済むのでもし余裕がある方は塗装しても良いかもしれません。
□まとめ
今回は遮熱塗料の効果と屋根塗装は遮熱塗料がおすすめであることをご紹介しました。
屋根塗装は軽視されがちですが、住宅の劣化を守るために大切なポイントです。
また、遮熱塗料の効果は感じにくいですが、しっかりとあるので、もし省エネ対策にご興味がある方はご検討くださいね。