サイディングボードとは?種類についてもご紹介!
2023/04/04
実は現代の日本の住宅では、ほとんどがサイディングボードという外壁材を用いています。
しかし広く普及している割に、サイディングとは何かを分からないまま進めている方も多いのが現実。
そこで今回は、サイディングボードとは何か、どんな種類があるのかについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□サイディングボードとは?
サイディングボードとは、あらかじめ工場で成形された外壁の仕上げ用の板です。
あらかじめ施工現場でデータを採寸して、加工工場でプレカットしてそのまま現場に搬入していきます。
サイディングボードには、他の外壁材と比べて施工に手間がかからないというメリットがあります。
モルタルの場合は、水や砂、セメントを調合して網目状の金属下地に塗っていく必要があります。
レンガは、職人が一つずつ積み上げて乾燥させなければなりません。
一方、サイディングボードであれば性能の高さを維持したまま、施工期間を圧倒的に短縮できます。
さらにデザインも豊富で、上記のモルタルやレンガのような外観も違和感なく再現できるのです。
□サイディングボードの種類には何がある?
サイディングボードには主に3つの種類があります。
*窯業系サイディング
窯業系サイディングボードは、繊維質の原料とセメントを混ぜて作った外壁材です。
価格も安く、耐久性に優れているため、最も広く使われています。
デザインもレンガ風のものや石積み調のものまであるため、ご希望の外観に合わせられます。
*金属系サイディング
金属系サイディングはその名の通り、金属で作られたサイディングのことで、シンプルで高級感のあるデザインから若い世代の方に人気です。
アルミニウムやステンレス、ガルバリウムといった鋼板が使用されます。
金属系サイディングは、経年劣化しにくいという特徴があり、頻繁にメンテナンスする必要がありません。
*木質系サイディング
木質系サイディングは天然の木を加工して作られた外壁材で、木の表面が炭化処理されているものであれば耐熱性があり、環境にも優しいのが特徴です。
近年では日本の気候に合わせて防湿性や防腐性の高いものも開発されており、注目が集まっています。
□まとめ
今回の記事ではサイディングボードについてご紹介しました。
サイディングボードはあらかじめカットされて搬入されるため、施工が早い特徴があります。
種類やデザインも豊富なので、探してみるとピンとくるものが見つかるかもしれません。
外壁材で迷われている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。