AIに任せて大失敗しました。だから私は、すべて「人の手」に戻します。
2026/10/18
正直にお話ししなければならないことがあります。
先日、取り返しのつかない大失敗をしてしまいました。
2026年に入り、業務効率化や連絡漏れ防止を目的に、お客様からのお問い合わせをAIで自動管理・通知する仕組みを導入しました。
テストでは問題なく動いていたため、「これでお客様をお待たせすることなく、より迅速に対応できる」と考えていた矢先のことです。
システムの設定エラーが発生し、せっかくホームページからお問い合わせをくださったお客様のご連絡に、気づくことができませんでした。
お客様から予約した日に誰も来ないものですから、そのお客様から直接お電話をいただき、お断りの言葉を頂戴しました。
電話を切った後、強い自責の念に駆られました。
現地調査やお見積もりのお時間だけでなく、数ある塗装業者の中からわざわざ弊社を探し、比較検討して選んでくださった「貴重な時間」を、私の怠慢によって無駄にしてしまったからです。
普段から職人たちには「お客様の時間と信頼を何より大切にしろ」と口を酸っぱくして伝えていた本人が、最もやってはいけないミスを犯してしまいました。
この失敗を通じて、痛感したことがあります。
私たちの本業である外壁塗装において、最も重要なのは「見えない下地処理」を手間ひまかけて人の手で行うことです。機械や手抜きでは決して良い工事はできません。
それにもかかわらず、お客様との最初の接点であり、最も大切にすべき「お問い合わせの受付」を、便利さにかまけて機械(AI)任せにしてしまっていた――それこそが今回のミスの根本的な原因でした。
そこで弊社では、以下の改善を即座に実施いたしました。
1. お問い合わせ受付の完全有人化
通知や受付管理をAI任せにする運用を直ちに撤廃し、必ず人の目と手で直接確認する体制に戻しました。
2. ダブルチェック体制の徹底
メールやフォームからのご連絡は、担当者および代表の2名体制で即時照合し、見落としを物理的に防ぎます。
3. 24時間以内の確実な一次連絡
いただいたお問い合わせには、原則24時間以内に必ず責任を持って直接ご連絡を差し上げます。
塗装の現場と同じく、お客様との信頼関係にも「近道」や「手抜き」はありません。
今回の件でご迷惑をおかけしたお客様には重ねて深くお詫び申し上げます。
この猛省を胸に刻み、最初のご相談から施工完了後のアフターフォローまで、すべてにおいて「人の温もりと誠意が通う対応」を愚直に徹底してまいります。
もちろん、効率化してやるべき事はAIの活用もいたしますが、大切なお客様への対応やお客様の貴重なお時間を奪いかねない事案は切り分けて『人の手』による対応へ改めてシフトチェンジいたします。


