外壁コーキングが汚い!汚れの原因と対策を解説
2024/09/20
外壁塗装を検討し始めるきっかけとして、外壁の汚れが目立ち始めたのを見てという方も多いと思われます。
劣化が進むと、汚れは外壁だけではなく、隙間を埋めるコーキングにも目立ち始めてしまいます。 そこで、この記事では、外壁のコーキングの汚れの原因や対策方法を解説します。 コーキングの汚れにお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
□外壁のコーキングが汚い!その原因とは?
外壁のコーキングが汚くなる原因は、コーキング材の劣化や汚れの付着などさまざまです。
1:可塑剤の影響
外壁コーキングが黒ずむ主な原因の一つに、コーキング材に含まれる可塑剤の影響があります。
可塑剤は、材料を柔軟にする成分ですが、時間と共に外に溶け出してきます。
この現象は「ブリード現象」と呼ばれ、コーキングの変色やべたつきを引き起こします。
可塑剤の含有量が多いコーキング材は、ブリード現象が起きやすく、黒ずみや変色を起こしやすい傾向にあります。
2:汚れの付着
外壁のコーキングは、雨風や紫外線に常にさらされているため、汚れが付着しやすい場所です。
特に、大気汚染物質や排気ガス、鳥の糞などが付着すると、コーキングが黒ずんで汚くなってしまいます。
3:コーキング材の劣化
コーキング材は、紫外線や雨風にさらされることで、経年劣化を起こします。
劣化が進むと、コーキング材が硬化したり、ひび割れしたりして、そこから水が浸入しやすくなります。
また、劣化によってコーキング材の色が変化し、黒ずんで見えることもあります。
□外壁コーキングの汚れ対策
1:コーキングの汚れ落とし
コーキングの汚れを落とすには、中性洗剤を薄めた水で丁寧に洗い落とすのがおすすめです。
汚れがひどい場合は、研磨剤入りの洗剤を使用することもできますが、コーキング材を傷つける可能性があるので注意が必要です。
2:コーキングの塗り替え
コーキングが劣化している場合は、塗り替えが必要です。
塗り替えを行う際は、古いコーキング材を丁寧に除去し、新しいコーキング材を塗布します。
コーキング材の塗り替えについては、コーキング材選びから施工までを行う外壁塗装会社に依頼するのがおすすめです。
□まとめ
外壁のコーキングが黒ずむ原因は、可塑剤の影響や汚れの付着、コーキング材の劣化など様々です。
コーキングの汚れ対策としては、中性洗剤で丁寧に洗い落とす、劣化している場合は塗り替えを行うなどの方法があります。
これらの対策を行うことで、外壁の美観を保ち、住宅の寿命を延ばすことができます。