シーラとは何?浸透性や水性などの違いについてご紹介!
2024/05/27
「シーラー」の名前は聞いたことがあるけれど、どのような役割があるか分からない方も多いでしょう。
重要な役割をもつシーラーについて知ることで、安心して塗装工事を進められます。
そこで今回は、塗装工事における基礎ともいえる「シーラー」の役割と重要性に焦点を当て、適切な商品選びと使用方法について解説します。
□シーラー基礎知識!何のために使用するのか?
シーラーは、家の外壁や屋根の塗装において必要不可欠な「下塗り材」です。
しかし、多くのDIY初心者はその役割を十分に理解していないことが多いです。
では、シーラーがどのようにして建物を保護するのか、その基本的な機能と違いについて確認しましょう。
*シーラーの基本機能
シーラーは塗装の下地処理として使用され、主に塗装面の細かなひび割れを補修し、上塗り材が塗装面に均一に行き渡るようにします。
また、上塗り塗料の吸収を抑制し、塗料のはがれや色ムラを防ぐ役割も担っています。
*シーラー・フィラー・プライマーの違い
シーラー、フィラー、プライマーはいずれも下塗りに使われる材料ですが、使われる目的や機能に違いがあります。
フィラーは主にひび割れや凹凸を埋めるために使用され、プライマーは塗料の密着を高めるために用いられます。
一方、シーラーはこれらの機能を兼ね備え、下地を「封印」することで上塗りの品質を向上させる役割があります。
*適切な使用方法
シーラーを効果的に使用するには、正しい塗り方が求められます。
通常、シーラーは薄く均一に塗ることが推奨され、塗布後は適切な乾燥時間を確保することが重要です。
不適切な使用は、塗膜の劣化を早める原因となるため、使用方法をしっかりと学ぶことが大切です。
□選ぶべきシーラーのタイプと特徴!浸透性や水性とは?
DIYで塗装作業に挑む際、最も適切なシーラーを選ぶことが、成功の鍵です。
シーラーには水性と油性のものがあり、それぞれ特有の特徴と適用状況があります。
1:水性シーラーと油性シーラーの特徴
水性シーラーは環境に優しく、臭いが少ないため室内塗装に適しています。
対して油性シーラーは耐久性が高く、特に劣化が進んだ外壁に適していますが、揮発性の強い臭いがあるため換気が必要です。
油性タイプのシーラーは、浸透性が高く、短時間で乾くことも特徴的です。
2:特殊機能を持つシーラーの選び方
ヤニ止めシーラーは室内の壁のシミ防止に、コンクリート強化シーラーはモルタルの強度を高めるために使用されます。
使用する場面や目的に応じて、特殊機能を持つシーラーを選ぶことが望まれます。
3:適切なシーラーの選び方
シーラー選びでは、塗装する面の材質や状態を考慮する必要があります。
また、使用環境や求める耐久性に応じて最適なタイプを選ぶべきです。
選択に迷った場合は、専門家の意見を参考にすることも一つの方法です。
□まとめ
シーラーは塗装の成功に欠かせない要素です。
この記事を通じて、シーラーの基本的な役割と重要性、適切な商品の選び方と使用方法について理解を深めていただけたと思います。
正しい知識を持つことで、安全かつ効率的に塗装を成功させましょう。
当社では、外壁塗装後、保証期間の間に補修塗装や塗り直し、それに伴う修繕工事はもちろんのこと、さらに当社ではコケやカビの清掃工事も行います。
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