外壁汚れの落とし方!種類別に最適な方法を解説します!
2023/10/31
外壁の汚れが気になるけれど、どうやって落とせばいいのか分からないという方へ。
この記事では、外壁の汚れの種類とそれぞれの落とし方について解説します。
外壁をきれいに保つためのポイントを押さえて、美しい家を維持しましょう。
□外壁汚れの種類とその原因
ここでは、外壁汚れの種類とその原因について解説します。
1.コケ汚れ
コケ汚れは主に日当たりの悪い北向きの外壁で発生する傾向にあります。
湿気が多くなるとコケが繁殖し、緑色の汚れが広がることが特徴です。
2.カビ汚れ
カビ汚れも日当たりの悪い外壁でよく見られます。
湿気が原因で黒いカビが生え、少しずつ広がっていくのが一般的です。
3.雨汚れ
雨汚れは、雨によって浮いた汚れが流れきらずに跡が残るものです。
黒い筋状の汚れが特徴です。
4.ホコリ・排気ガスによる汚れ
大気中のホコリや排気ガスが外壁に付着し、黒ずみや油汚れが発生する場合があります。
□外壁汚れの落とし方と注意点
外壁の汚れをご自身で落とす方法についてご紹介します。
*水をかける
外壁の掃除を始める前に、まずはホースやバケツを使って外壁全体に水をかけることが重要です。
このプレクレンジング作業は、表面に付着したホコリや砂、小石などを流し去る役割を果たします。
これを怠ると、次のステップでこれらの粗い物質が外壁を傷つける可能性があります。
水をかける際は、上から下へという流れで行い、水が均一にかかるように心掛けましょう。
*スポンジで洗う
汚れた箇所をスポンジやブラシで洗う際、汚れの種類に応じて適切な洗剤を選ぶことが大切です。
例えば、コケやカビの汚れには、専用のクリーナーが効果的です。
一方で、油性の汚れや黒ずみには、中性洗剤がおすすめです。
洗剤を使用する場合は、必ずラベルに記載されている使用量と使用方法を守りましょう。
そして、スポンジやブラシは優しく円を描くようにこすり、汚れを浮かせます。
力を入れすぎると、外壁の塗装や素材を傷つける可能性があるので注意が必要です。
*洗い流す
洗剤を使用した後は、しっかりと洗い流す作業が必須です。
洗剤が残ってしまうと、時間が経つと外壁に白い痕跡を残すことがあります。
また、洗剤の成分が外壁の素材に影響を与え、劣化を早める可能性もあります。
洗い流す際も、ホースやバケツの水を上から下へと流し、洗剤が完全に除去されているか確認しましょう。
特に継ぎ目や隙間など、洗剤が残りやすい箇所は念入りにチェックが必要です。
□まとめ
外壁の汚れは種類によって落とし方が異なります。
この記事で紹介した方法を参考にして、外壁をきれいに保ちましょう。
ただし、高圧洗浄機を使用する場合は、塗装が剥げないように注意が必要です。
定期的な掃除で、美しい外壁を長持ちさせられます。