外壁塗装ブログ

下地調整の重要なポイント1 コーキング処理

2020.5.15


 
外壁塗装の工程には塗装する前の下地調整がとても大事です。
 
中でもサイディングの塗り替え時に重要なポイントになるのがコーキング処理(シーリング)です。
 
コーキングはサイディングのジョイント部分に施工されているゴムのような弾力のある素材でいくつもの役割を担っています。
 
 
コーキングが担っている役割とは?
 
コーキングが担っている役割のひとつは弾力性を活かした揺れの吸収です。
 
住宅に限らずすべての建物は風や小さな地震の連続で揺れています。
 
揺れを吸収するといっても地震に対しての制震や免震の効果があるわけではありませんが細かな揺れを和らげてくれています。
 
もうひとつの役割がサイディングののジョイントからの雨水の侵入を防ぐ防水の役割です。
 
住宅の外壁の構造は一般的な木造住宅の場合、構造体、防水紙、胴縁、サイディングという順番で施工されています。
 
構造体と防水紙の間に構造用合板が施工されることもありますが防水性能には関係ありません。
 
最終的な仕上がりになるサイディングのジョイントから水が侵入しても建物の構造は濡れない様に設計されています。
 
しかしコーキングがない状態が続いてしまうと小さな隙間から水分が入り込んでしまうことはよくあります。
 
防水紙を固定しているタッカーや、胴縁を固定している釘など、侵入経路はいくらでもあるので、コーキングは常に弾力を持った状態で施工されていることが重要になります。
 
 
外壁塗装におけるコーキング処理の方法は?
 
外壁塗装の下地調整としてのコーキング処理には2つの方法があります。
 
ひとつめは打ち換え工法で、既存のコーキングを完全に撤去してから新たにコーキングを充填する方法のことです。
 
もうひとつの打ち増し工法は、既存のコーキングの劣化状態がいい場合に、劣化した部分だけを撤去し、新たにコーキングを充填する方法です。
 
塗り替えを行う際のコーキング処理には、打ち換え工法が最適な方法になりますが、玄関ドアや窓などの開口部のコーキングに関しては、打ち増し工法を選択する場合もあります。
 
開口部回りのコーキングの下には、建物の防水性能に直接影響する部材が隠れていることもあり、既存のコーキング撤去時に破損してしまうリスクを避けて、打ち増し工法を選択することもあります。
 
コーキング処理は、外壁塗装の下地調整における重要なポイントになりますので、既存のコーキングの状態はもちろん、作業に伴うリスクなどもしっかり把握した上で工法の選択をしてください。
 
 
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